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なかなか進まない現状
最近、記事を書くのをさぼり気味になっているえび父です。

今後の仕事の事や生活の事、原発の復旧作業、南相馬市の復興へ向けた動き

今の自分がどの方向に進むべきか悩む日々が続いております。

自分の気持ちを取れば、原発の復旧・収束へ向けた動きをしつつ、南相馬市の復興の力になりたい

家族の事を考えると、今後の仕事・生活の安定を考えると南相馬市に残れない現実

えびの事を考えると計画停電の範囲に入らない地域で、エアコンがある部屋に移動する・・・

この問題に結論が出せるのはもう少し先になりそうです。。。


話し変わりまして、最近の南相馬市の現状でも・・・

今、南相馬市は、1/3の地域は警戒区域・計画的避難地域になっていますが、残りの地域は屋内退避区域が解除になり、緊急時避難区域になっております。

屋内退避区域も緊急時避難区域も考え方に大きな違いはないですが、町の活気が一気に戻ってきたように思います。

震災以来ずっと閉店していた大型スーパーも連休前後に開店する動きをしていますし、個人商店なども続々と営業を再開しています。

宮城・岩手からは一歩遅れた形にはなりますが、復興への歩みを始めたように思います。

20キロ圏内に関しては、まだ大きな進展は望めませんが、原発を収束する為に全力で頑張っている東電社員・協力会社の人間達が居ますので、今しばらく辛抱して下さい。

いずれ来るであろう、20キロ圏内の解除の日の為に、南相馬市原町区以北を元気にしておくのが今出来る最大限の事だと思います。

その力に自分がなれるかはわかりませんが、このブログを通じて情報の発信や、政府・マスコミの発表の補足等は出来る限りやって行きます。



今、各地で起きている放射能汚染問題による人的風評被害も、出来る事ならそこに乗り込んでいって自分の言葉でそういう事を言う輩に説明したいくらいの気持ちでいます。

テレビでそういう報道を見る度思うのが、偏見の目で見る輩に対してもですが、ただ垂れ流してるマスコミに怒りを覚えます。

そういう情報を聞いたらただ流すのではなく、正しい情報を捕捉して欲しいものです。

今、福島から避難してる人達でいったい何人の人が放射能で汚染してるんでしょうか?

確かに若干の汚染はあるでしょう。スクリーニングをすれば数値の出る人も居るでしょう

でも、なぜ出るのかを考えて欲しいです。

退避せざるをえなくなった我が家に最低限必要な物を取りに行く事がいけないことなのでしょうか?

国が曖昧にしたまま放置し続けてきた結果、若干の汚染が出てしまう事を個人に対して責められますか?

誰も好き好んで放射能による汚染をしてるわけじゃありません

しかも、そうやって汚染してると判断されたとして、自分の知る限りその数字はまったく影響ない数字なんですよ

はっきり言って、避難して行った人達よりも、原発で作業して帰ってきたばかりの時の自分の方が確実に汚染してます。

でも、なぜ家に帰れるかというと、問題のないレベルの放射能汚染だからなんですよ。

福島県人に近づくと放射能汚染するとか、被爆するから近づくなとか言う奴は、一生水道水も関東以北で採れた作物も一切食わずに生きて行けと言いたいですよ。

同じ人間であるというのに、本当に悲しい限りです・・・
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コメント

私の周りでは、復興をビジネスチャンスとして狙ってる企業の話を聞くことが増えてきました。
被災した地元業者ならば応援したいところですが
被災地以外の業者がこぞって東北のほうへと向かっていきます。
確かに地元業者の人手や機械、資金など足りないのは分かっていますし
早期復興の手助けになるならば・・・とも思いますが
目が¥マークの状態で向かう人たちも多いのではないでしょうか。

不謹慎なことではありますが、どんな緊急災害でも
被災していない会社にとっては「儲かる仕事」なんです。
会社は慈善事業をやっているのではなく「利益」を得るものだって分かっていますが
頭の中がモヤモヤとして腑に落ちません。
矛盾した気持ちの中で毎日を過ごしています・・・。

おっと、こちらの話ばかりしてしまってすみません。


今も昔も偏見と言う物差しは消えてなくならない・・・
「放射能≠危ない」という方程式は
日本全体で周知しないと、子どもたちへはしっかり伝わらないでしょうね
原発のニュースも、かなり少なくなった感じがします。
ただ、気になったのが、東電の社員の給与カット!
役員は判りますが、なぜ一般社員もカットなの?
良く判りません・・・。

最近、専門家の解説を聞いていると、何だか放射能の影響もあまり無い感じ?
少し前なら、問題があるような言い方をしていたのに・・・。
皆さんの尽力で、放射能を減らす事が出来たのか?
それとも、放射能自体が元々人体に影響のない程度だったのか?
えび父さんのブログを読んでいると、後者のような気が・・・。
良く、判りません・・・。

うっしーさんの気持ち、自分にも分かる気がします。
本来なら地元の人達で復興活動が出来れば、被災した人も苦しみの中で活路というか、自分自身の復興への道も開けるはずなのですが、現実には外部の人がこぞってやって来るんですよね。
でも、被災した人が出来る事って限られてしまうのが現実だと思います。
それに、被災してない会社が儲かってくれないと税金も入らなくなるし、回り回って被災地の復興への足がかりになるのだと自分は思うようにしています。

「放射能≠危ない」この問題は本当に深すぎます・・・
事実である以上、偏見の目で見られるのも仕方ないのですが
数字によって変わるものなので、国やマスコミの成長に期待するしかないかもです。。。
そろそろ原発の問題も飽きてきたのかもしれません。
東電一般社員の給与カットは、自分もなぜ?????と思いました。
東電一般社員の全てでは当然無いですが、あらゆる地域から原発を収束させる為に全力であたっています。
自分達のような作業員と同等以上に頑張っているのに、給与カットはさすがにどうなの?と思います。
賠償金の捻出等を考えるとやむをえないのかもしれませんが、そういう配慮の無さが今回の事故を悪化させ、国民に対し不信感や要らぬ風評被害を招く結果になったように思います。

最近のマスコミ・評論家の言動は確かに大人しくなりましたね
正直言って、今の言動を最初からしていればこんなに混乱を招かなかったというのが事実だと思います。
現場にて作業している人達の力で放射能の漏洩は少なくなってきているのも事実ですが、それ以上に事故当初の過剰なマスコミの反応がいかに国民を混乱させたのか少しは気付いたのかもしれませんね。
自分はずっと言い続けてますが、国が発表している数字が事実なら人体に影響が出るとは思えません。
計画的避難区域に指定された地域は、年間20ミリシーベルトの放射線を浴びる恐れがあるからだと言ってますが、原発従事者は年50ミリシーベルト、5年100ミリシーベルトで管理されています。
これは、上記の数字であれば人体に影響がないと国が判断している為です。
ただ、子供や乳幼児への影響を考えると、万が一にも影響が出ないよう、計画的避難区域に設定したというのが国の考えだと思います。
ちなみに20ミリシーベルト分被爆するには、基準値(300ベクレル)の水道水を毎日10ℓ、約1年飲み続けた数字になります。
絶対に安全であるとは言い切れませんが、水道水がちょっと基準を超えたくらいで騒ぎすぎたという事が分かって頂けるかと思います。
自分の記事、考えが正しいとは言えませんが、自分は原発にて働いてきた中で学んだ事を元に記事にしています。
どう判断するかは、読む人の意識・考えに委ねるしかないです。

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プロフィール
HN:
えび父
性別:
男性
自己紹介:
福島県南相馬市から
震災の影響で埼玉県飯能市に転居(避難?)
2011/2/19日 ビーシュリンプ飼育開始
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